昨日はまた角田光代さんのエッセ本を読む。
これで2冊目。
私よりひとまわりぐらい若い作家さんだ。
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読んでいてクスクス笑いながら自分の更年期の頃を思いだす。
なんとなく堅い真面目なイメージを持っていたが、
(「対岸の彼女」を読んだだけの印象)
これを読んで↓、中々面白い作家さんなんだと認識を新たにした。
武漢肺炎のニュースばかりで気が滅入るので、
この人のエッセイなら絶対笑えると思い、
電子書籍版をクリック。
数年前まで林真理子のエッセイをよく読んでいたが、
いつだったか美容室で雑誌に掲載されていたものを読んで、
まだこの人はブランド志向でミーハーのままなんだと
驚いたと同時に還暦迎えた私には、
その内容に憐れみさえ感じた。
まぁ、あくまでも私感ですが。
さて、そんな林真理子には上から目線の私が、
角田さんのエッセイには頷くことが多かった。
先のエッセイにも書かれている、
若い頃は体力(勢いみたいな)で読書していたなんてすごく納得。
少々難解な文章表現でも、巷で評判だったら読んでみたいと思ったし、
実際読んだりもした。内容がわかろうがわかるまいが。
でも、昔は本を読むという体力は十分あったが、
その頃は絶えず時間に追われやたらしんどくて
眠かったような記憶もある。
だけど、寸暇を惜しんで読書をしていた。
今の方がコンスタントに運動して体調はまぁまぁ、
加齢のせいか眠れない夜も多い。
若い頃に比べて読書する時間は十分あるのに、
軽いものにしか集中力が続かない。
最近、長編小説なんてとんとご無沙汰だ。
好きなブログもパッと見て字数が多いと、
あとで超暇な時に読もうと後回しにすることも度々ある。
このままいくと私は、
手荷物が軽ければ軽い程いいと思ってるのと同様に
読む物も益々短く簡潔に書かれているものしか
受け付けなくなるのだろう。
なんて、
角田さんのエッセイを読んで思ったのでした。
追伸
読書が好きだった割には、
相変わらずこの程度の文章しか書けない私も憐れ。
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