じっとしていられないマグロのような夫。
そんな夫がしていたボランティア活動、トレッキング会、
木工クラブ、ゴルフはすべて自粛で休止中である。
そして、いつもならそれらの活動をした後、
報告書やら決済書やら資料などの作成で
PCに向かってえらそーな顔で打ち込んでいるが、
(なんせみずから幹事を申し出るタイプ)
それも今はなし。
先日、
PC机(@リビング)に向かっている夫を覗き込むと、
写経をしていた。
・・・よっぽど暇なんだ。
決してものぐさではない夫。
運動は適度にやっているというかそれ以上で、
一日1万歩以上歩いているし、
リタイア後からずっとラジオ体操とダンベル体操は
欠かしたことがない。
そのお陰か太ってないし、
体脂肪も10%台前半ではないだろうか?
一応、家事もしてくれる。
ゴミ出し、風呂掃除、夕飯の後片付け、
換気扇の掃除などは夫が担当。
健康に留意し、家事労働も少しだけ担い、
私のやることに干渉はしないし、
一見文句の言いようのない夫だが、
そんな夫に緊急事態宣言発令中だけでいいから
望むことがある。
趣味でもない写経をするぐらい時間を持て余すなら、
料理に興味をもってもらいたい!
これだけ家で三食食べる日が続くと、
妻を労うためにも
自分でも何か作ってみようかと思わないのか?
美味しいお酒を飲むために、
酒の肴の一つでも作ってみようかと思わないのか?
時々、私はこの人のお抱え賄い婦なのか?
生きている間はずーーーーーとこの人に
食事を作り続けなければならないのか?と
自問してしまう。
いえね、
魚をさばくとか、果物の皮をきれいに剝くとか、
手先が私より器用な夫。
その気になれば料理もそこそこできると思うの。
ネットで一流シェフや一般の人まで、
動画でレシピを紹介してくれている昨今なんだから。
だからね、夫よ。
今、テレビ見ながらナイフ片手に
竹を削っているけど、竹とんぼでも作ってんの?
ナイフを包丁に変えてごぼうの笹掻きでもしてくれろ!
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