先週、月が変わるのを待って久しぶりにデパートへ行った。
（クレジットカードの締めの関係）
息子の40歳の誕生日プレゼント購入が目的だった。
毎年息子の仕事着であるワイシャツを贈ると決めている。
紳士服売り場、そのコーナーに直行し、
定員さんの無駄のない的確な対応のおかげもあって
すんなりと決めることができた。
一月は何かと出費が多く私個人の物欲は抑えていたが、
二月に入ったら話は別。
息子のを終えるとすぐバッグ売り場に移動した。
前々から気になっていたショルダーバッグを買うためだ。
定価でも買うつもりだったが、なんと40％引きになっていた。
セリーヌのパチもんに見えなくもない代物だが、
これのジャンニキリアーニ版 ほぼデザイン一緒？
スマホ、ハンカチ類、メガネ、エコバック(財布はたいてい持ち歩かない）が
入れば十分、何より両手が空くのが今の私には必須。
軽さも重視したいが、ナイロン素材では安っぽさが否めない。
ルンルン（＝バッグ）買っておうちに帰ろう！（古ぅ～）てな気分で、
そのあと雑貨売り場を徘徊し、そば定食を食べて機嫌よく帰宅。
コロナ禍でデパートに行くのも控えていたが、
お高くて買えない洋服、器、インテリア雑貨を見て回るのも、
たまには目の保養になって精神衛生上すこぶるいい。
そして、その二、三日後だったか、
本の整理をして見つけた昔買ったインテリア雑誌。
何気にページをめくっていて目が止まった。
小谷信三のお弟子さん作のコップ。
師匠のグラスを5個中3個も割ってしまい補充したかったが、
あの割ってしまったあとの後悔たるやいかに！
それを思うと無印の数百円のコップでもいいかと思ってみたり、
実際買ってみたがやはり愛着が湧かなかった。
それも早々に割ってしまったけど。
写真で見る限りでは、師匠のよりやや華奢かと思ったが、
倉敷ガラスならではの口当たりや手触りは期待できそう。
ネットでググれば楽天経由でも手に入る。
師匠のより500円程安い。
何かに背を押されるようにクリックした。
左小谷信三作、右石川昌浩作
先週はお気に入りをいいタイミングで手に入れて、
コロナ禍で鬱々としていたのが少しはニンマリ。
そう、そのニンマリ気分を保持しつつ、
今週も粛々と計10キロ泳ぐべくプールに日参し、
息子と婿のためにチョコレートブラウニーを焼くのだ。
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