娘夫婦のマンション探し

息子が昨年、建築中のマンションを購入し、
完成する今年3月を待って引っ越し予定。
今まで何回も引っ越しをしてきた転勤族の息子だが、
これからは子供のこともあって単身赴任を見越し、
今住んでる目と鼻の先の物件に家族の定住先を決めた。
駅近で教育環境もよく資産価値もあるからと。

 

我が家との距離は近いようで遠い。
今まで何かしらあったら、
いの一番に駆け付けたのが私達夫婦。
恩に着せたくないが、老親のことも片隅に考えて
もう少しこちらよりの物件を視野に探して欲しかった
というのが本音。

 

年が明けて今度は娘夫婦がマンション探しを始めた。
前々から引っ越したいとは聞いていた。
現在娘夫婦は、婿さんのご両親がかつて住んでいた
古いマンション(築50年以上?)に、
税金と共益費のみの負担で住まわせてもらっている。
だが、結婚前からお婿さんは娘と私達に、
このマンションはゆくゆくは
僕が譲りうけることになっていると言っていた。

 

そして、結婚して8年。
娘は今年のお正月に初めてお婿さんのご両親から、
今のマンションを住み替えの元手にしても
いいということを言ってもらい、
いよいよマンション探しが現実味を帯びてきた。

 

新年早々、これはという物件を見学し始め、
ローンのシュミレーションも出してもらったのに、
お婿さん、今住んでるマンションを売却して得たお金は
弟と折半になると言い出した。
お婿さんのご両親もそのつもりだったらしい。

 

・・・・・・・・・。

 

お婿さんよ、そういう場合、

”今住んでるマンションは
ゆくゆくは僕が譲りうけることになっている”

とは言わない。

 

共働きの娘夫婦は生活費はすべて折半。
さて、肝心要の本人たちの自己資金は?となると、
娘はそれなりに貯めていたが、
お婿さん、貯蓄ゼロ同然。
これには少しは援助しようと思っていた
私達夫婦も脱力した。

 

お婿さんは真面目で優しい人かもしれないが
40歳を手前に親のお陰で家賃のない恵まれた状態で、
朝から夜遅くまで働いて少しの蓄えもないとは。
(どの面下げて、マンション探しとほざく)

 

娘夫婦のマンション探しは白紙に戻った。
娘よ、なんなら結婚も白紙にしても誰も止めやしないよ。

 

 

 

 

 

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