昨日、夫は週一回だけのシルバー人材の労働日。
朝7時半頃、弁当を持たせて見送れば夕方5時過ぎまで不在だ。
なぜか心が解放される。
こんな日はコロナ前なら、
デパートや映画を見に行ったリして解放気分を味わっていたが、
最近はそれもあまり気乗りしない。
それで思いついたのが、朝刊の広告で知った、
「姑の遺品整理は、迷惑です」(著 垣谷美雨)を
電子書籍版(ポイントで購入)で読んで過ごすことにした。
面白くて一気読みだ。
終活完璧な主人公の母と終活無縁だった義母の生き方を
対比させているが、どちらがいい悪いではないことを
小説は教えてくれる。
世間は、終活、終活といって残された者の手を煩わせないで
あの世に逝くべきみたいな風潮だ。
金銭は別として、
遺品は子供にとってはごみ同然なのは間違いない。
だが、終活として自分が生きている間にミニマリストを見習って
最低限の生活用品で暮らすことも中々難しい。
(そこまで断捨離とやらにしゃかりきになれない)
で、小説を読んで再確認したのだが、
遺品整理は最終的には業者に依頼すればいい。
現に私は親の遺品整理は業者に依頼した。
(未だに手つかずの義両親の遺品整理は夫の判断次第だが)
私達夫婦は子供達には少なくとも、
葬儀代プラス遺品整理代を遺せばいいわけだ。
そう考えると、終活のための断捨離を急ぐことはない。
ぐっと気が楽になった。
昨日は、
そんなことをつらつら考えさせる読書で過ごすとともに
泳ぎ過ぎでガシガシだった身体を休める休息日でもあった。
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