なんでも早い - ウィステリアの一日

月曜の朝。
お弁当を持たせ、週一アルバイトの夫を送り出す。
BBAは朝食を済ませるとすぐに、
暑さがましなうちにと、
部屋中を清め、キッチンを片付けたが、
結局汗だくになった。
シャワーを浴び、クーラーの効いたリビングで
ほっと一息だ。
今から引きこもりに入る。
ドラマ三昧をするつもり。

昨日は鰻を食べに行く。
混み合うのは必至なのだが、
土用の丑の日前後は予約受付はしないとかで、
11時の開店時間に娘と現地集合。
だが、もう既に満席だった。
（いったい、何時開店なんだ？）

でも、回転が早く、待つこと5分ぐらいで着席、
その２分後ぐらいに「上うな重」がテーブルに。
ごはん少な目、鰻一尾を美味しく頂く。

肝吸いが付いていないのが残念。

で、ものの30分ほどで食べ終わる。
お茶でも飲む？と夫に提案してみたが、
あっさり却下され、夫は好日山荘へ、
娘とBBA はデパートへと向かうことなった。
お父さんと会ってまだ30分しか経ってないよと
娘が呆れ気味に言っていた。

BBA は、以前からショルダーバックが欲しかった。
今のよりもう少し容量があるもので、
軽いもの。
ちょっとした気の張る場所へでも
下げていけるナイロンバックが欲しかった。

そう、高級ナイロンバックと言えば、
あれしか思い浮かばない。
でも、BBA にとっては超お高いバックだ。
一度現物を見てから、話しはそれからだと
フラフラと自ら店に吸い込まれていった。

あれこれ見せてもらい、
もし買うならこれかな？なんて、
悠長に娘と話していたら、
カスタマーアドバイザーという
黒ずくめの若い男性店員さんが、
24日から8％値上げしますとさらっと言った。