フランスフェア

一昨日、デパート巡りをしてきた。
効率よく回るために、一番の目的であった
あるデパートのフランスフェアを最後に覗いた。
感想「しょうもない たいしたことない」の一言に尽きる。

 

メルシーボクーしか言わないフランス人らしき男性が数人いたが、
14日間の隔離生活を経て今この場に立っているのかと思うと、
その労力がこれといって目を引くものがない商品の売り上げと
採算が合うのか?そちらの方が気にかかった。
反対にこれで商売が成り立つなら、日本人はなめられている。

 

散々なフランスフェアの後、書店に立ち寄った。
ネットでは品薄で入手に時間がかかりそうな
山本文緒さんの「自転しながら公転する」が、
ひょっとして店頭ならあるかもと淡い期待を抱いたのだ。
だが、だめだった。

 

”一時、この方の小説やエッセイに嵌りほとんど読みつくしていたが、
最近の活躍は知らないでいた。
鬱病から脱却しつつある作家というイメージで止まっている私は、
余りにも早い訃報を聞いた時、一瞬○○が浮かんでしまった。”

 

やはりネット予約するしかないかと思いながら、
雑誌売り場に移動すると、先の期待外れのフランスフェアが
脳内の片隅に残っていたらしい、
普段なら美容院または立ち読みでかで
それもチラ見で済ませるこんな本に手が伸びてしまった。

 

 

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カレンダー代と思えばいい。

 

本の裏表紙をみると、価格は1000円とある。
1000円ぐらいなら、フランスで暮らす中村江里子さんの
決して真似できないファションやら生活を
じっくり見てみるのも悪くない。
あまりにもしょぼ過ぎたフランスフェアの反動で、
即買いしてしまった。

 

だが、レジで1980円ですと言われた時、
我が耳を疑った。1000円じゃないの?
1000円だから買うのよ。1980円なら話が違う!
老眼で1980円を1000円と見間違えたのよと
店員さんに言えるわけもなく、素直にカードを差し出した。

 

 

フランス、フランスとデパート巡りの最後は、
この単語に振り回されたうえに、敗北感?まで味わったけど、
そもそも、私ってそんなにフランスに興味あったけ?

 

 

 

 

 

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