口八丁手八丁のマダムをみて

3月に入り随分と暖かくなったので、
ぶ厚いセーターから薄手のものに変えたが、
暖パンとダウンジャケットは未だ脱げないでいる。

 

昨日は週一回のスイムトレーニング。
継続は力なりで、今まで苦手だったメニューも
段々楽にこなせるようになってきている。
BBAでもそれなりにささやかな結果を出せることに、
大袈裟かもしれないが、
少しばかり人生へのモチベーションが上がる。

 

そんなモチベーションをあげてくれるスイミングとの出会いは、
ある歌手が大好きになり、
まだ邦訳されていない彼の自伝を読みたくて
英語の勉強を始めてしばらく経った頃だった。

 

 


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ひとりダイニングテーブルに座ってのそれは、
肩は凝るは腰はだるいはで、
そんな中ふと思ったのが、なぜか ”泳ぎたい!” だった。
気持ち良さげな水中に身を置きたくなったと言えばいいのか、
そのためには、とりあえずクロールを泳げるようになればいいと
週一回、ジムのスイミング教室に入ったのが今に至るわけだ。

 

そして、昨日、そのスイミングを通して、
私より10歳上の手八丁口八丁のマダム達を見ていて思った。
私には彼女達の域に入るのにまだ10年もある。
残りの人生をより前向きに生きられる何かを見つけるのに、
未だ10年も与えられていると思った。

 

今では私にとってなくてはならない存在の
スイミングとの出会いのように、
何がきっかけで想定外の出会いがあるかわからない。
体や頭が動く限り続けられる自分と相性のいい何かを
今から見つけても、少なくとも10年はそれで楽しめる。

 

人生後半を「やらなくては」という事をどんどん減らして、
「やりたい!」ことを増やしていけたら・・・。


そんなことをつらつら考えながら、それと同時に
「やらなくては」の最たるものである夕飯作りの段取りを
頭の片隅で考えている。

 

料理が「やりたい!」ことだったら、さぞかし毎日楽しかろうに。
だが、人生そう都合よくは回らない。

 

 

 

 

 

 

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