12月6日で66歳になった。
同い年の友達が皆、既に66歳になっているので、
自分もすっかり66歳の気分でいた。
誕生日を迎えて、改めて私も66歳かという気分。
（ぞろ目の年は慎重に過ごした方がいいと聞く）
娘が誕生日祝いに奈良への一泊旅行を企画してくれ、
夫も一緒に3人で楽しんだ。
去年は京都一泊旅行を招待してくれて感涙にむせんだが、
今回は何かと蘊蓄を語りたがる夫がいるせいか、
全くそれはなかった。
65歳の一年は、
相変わらず喰って寝て泳いでだったが、
娘は京都旅行から二か月後に、
8年の結婚生活にピリオドを打ってシングルに。
さぞかし怒涛の一年だっただろう。
さて、今回の旅行、何より感動したのは、
静けさだった。
京都と違って観光客が少なく、どこの神社仏閣を拝観しても
ゆっくりじっくり堪能できたこと。
特に早朝に訪れた春日大社では、
門から本堂までの長い参道を、清々しく冷たい空気の中、
きらきら光る木漏れ日受けながら歩を進めていると、
今の己の健康と幸福に感謝せずにはいられない。
そして、
日本の未来永劫の平和も願わずにはいられない。
ホテルの丁寧な接客にその日の疲れを癒し、
創作和風料理を赤ワインと堪能し、
貸し切り露天風呂では夜景と日の出を鑑賞した。
たった一泊の旅行だが、たっぷり充実感を味わえた。
これからはこういう小旅行が、
66歳の体力気力に丁度いいのかも。忙しい娘にも。
次は格安航空チケットを利用して北海道を予定している。
66歳、
「喰って寝て泳いで、時々プチ旅行」になるといいな。
息子ファミリーからのプレゼントはシクラメン。
孫とお嫁さんが選んでくれた。
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