映画を楽しむ

この時期にしては生暖かい朝である。
今日は夫がボランティアで関わる地元の左義長の日。
昨日はその準備のため、夫が一日車を使う。
ジムを諦め、私は一日家で過ごす。

アマゾンビデオで2015年公開のドキュメンタリー映画
ディオールと私」を観る。
中々見応えのある映画だった。

 

 

ディオールと私




老舗ブランドの新しいデザイナーと
アトリエで働くお針子(=職人)達が、
一団となってコレクションを作り上げていく。


絵画からインスピレーションを得たデザイナーの
アイディアを実現するため、
再現するのに難しい生地作りから始まり、
すべて手仕事の奇抜で豪華な洋服を作るのが、
パリに生きる、一見極々普通の地味なおばさんたち。
ちっともファッショナブルではない。
一日に5千万の洋服を注文する客もいれば、
それを作るお針子さんたちの給料は
そう高くないと想像できる。
これはどこの国の職人さんにも共通するのだろう。


華やかな世界を支えているのは、
その道一筋の職人さんたち。
それぞれの持ち場で惜しみなく最大限の力を出す。

 


オートクチュールで洋服を注文する憧れよりも、
偉ぶらず仕事に邁進する職人さんたちへの
リスペクトのほうが大きい映画だった。

 

 

 

 

 

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