されどカーテンと映画

エアコンの暖房をつけた朝。
珈琲でかじかんだ手を暖める。

 

昨日は私のジム定休日。
シルバー人材の仕事に行く夫に
お弁当を持たせて送り出せば、
あとは自由気ままな私一人の時間が待っている。


先日、カーテンが仕上がって、
ダイニング、リビングの雰囲気が良くなった。
今まで穴の開いたカーテンを見て暮らしていたから
当然だ。
カーテンひとつで、気分がリッチにもなりプアにもなる。
たかがカーテン、されどカーテンだ。

 

若い女性一人が取り付けに来てくれた。



その気分のいいリビングのカウチに陣取り(私ひとりだが)
アマプラビデオで映画
2004年制作「運命じゃない人」、
2019制作「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」
の二本、途中飽きずに観た。


運命じゃない人」は、伏線だらけで面白かった。
板谷由香ってこんな役もできるんだとちょっと驚き。

 




「初恋~」は、



こんな時代錯誤の老夫婦が未だに存在するのか?と、
突っ込みを入れながら観ていた。
この映画に登場するリタイア数年後の夫は、
健康体でありながら、妻に靴下を脱がせ、
毎日将棋会館に行くためにお弁当を作らせ、
布団を敷かせ等々。
そんなこと自分でやれよ!と言いたくなる。
妻への労わりや、想像力欠如の夫。
だが、妻は妻で、夫の下部で当たり前、
そこに愛が存在すればそれを良しとしている。
物語はその愛が揺らぐのだが・・・。
山田洋二の世界観が漂っていたが。
違う監督だった。

皺だらけの倍賞千恵子が演じる妻は、
夫の不在を心淋しく思っているが、
昼間、カウチにふんぞり返って映画を観るBBAは、
夫の不在は(元気が前提だが)、心穏やかだ。

 

 

 

 

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