太っている人を見て

今日も雨の朝。

昨日も昨日とてプールへ行く。
さて、今日はもう帰ろうかという時、
いつも入れ違いに、
以前よく一緒のレーンで泳いでいた人に会う。
二言三言言葉を交わすが、
その度に心の中で呟く。
「太ったんじゃない?」


スイトレのメンバーで
難なくバタフライ50mを泳ぎきる、
少し前、皆の前でダイエット宣言された人。
ダイエット宣言前より、
「太ったんじゃない?」


人当たりが良く、
私がまだクロール25mが精いっぱいの頃から、
色々アドバイスをしてくれてる人。
昨日、膝が痛くて思うように泳げないと嘆いていた。
「膝のためにも体重を落とした方が良くない?」


で、確信する。
毎日のように泳いでいても、決して痩せない。
いや、むしろ太っていっている気がする。
毎日体重を計っているのだろうか?
炭水化物を好きなだけ摂取しているのだろうか?
大きなお世話な思考を巡らす。


今更ながら、運動の目的を考える。
何より健康のため。
血行を促進して血管を強くするため。
特に脳動脈瘤持ちのBBAは血管が命だ。
肥満は見た目云々より、
血管にはよくないだろう。


そして、改めて自分に言い聞かせる。
脳卒中脳出血のリスクを減らすためにも、
適正体重の維持は大事だと。


そして、何度目かの、
ゆるゆるにぶれまくっていた塩分控えめと
節酒を決意するBBAであった。

 

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