水無月。
無は「の」という意味で水の月。
暦の上では芒種(今年は6月5日）の後から入梅となっているが、
今年は例年より早い梅雨入りだった。
でもここ数日快晴が続いている。
そんなさわやかな快晴を無駄にしてはいけない。
毛布等大物の洗濯をこの間にやり終えたい。
リビングのモフモフした冬用のラグを片付け、
玄関マットも夏仕様に替える。
庭もバラとバイカウツギの咲がら切りや雑草抜き等をして
体裁を整えた。
部屋も庭もすっきりいい感じ。
そして、コロナ禍でも週5回泳ぎ、
日々野菜多めの栄養のバランスを考えた食事を作って食べ、
お腹もすっきりいい感じ。
少々ずぼらなところはあるが、やることはやっていると
そんな自分に無意識に合格点を出していたと思う。
でもこれって当たり前のことであって、
自分らしくも褒められたことでもない。
こんなことぐらいで内心悦に入っていたであろう自分を
大いに恥じた。
そんな愚かな自分を気づかせてくれたのは、
最近始めたインスタの存在である。
ブログの更新はこの体たらくではあるが、
ブログよりインスタのほうが簡単で手っ取り早い。
毎日夜ご飯等の写真を撮ってはすぐさまアップしていたが、
これがどう見てもど下手。
全然いい感じではない。
いや、写真が下手なのは薄々気づいていたが、
ただ本気だしてないだけ、私も本気出せばそこそこ撮れると
何の根拠もなく思っていた。
改めて今まで何気に見てた写真の素晴らしさや
苦心を思い知らされた。
たかが素人の一枚の写真、されど素人の一枚の写真。
大袈裟だが、インスタに載せる一枚の写真に、
センスよくさりげなく物語や生き方を
感じさせるインスタも少なくない。
当たり前のことを当たり前にやってるだけでは、
その生活感の写真しか撮れない。と思う。
今年前期高齢者になるが、
鑑みれば、いつの間にか私は私を高齢者という言葉に
都合よくあてはめようとしていた気がする。
現状をよしとせず（YouTubeばっかり見てないで）
もうちょっとアグレッシブにならなきゃな。
巷とは二、三周遅れ（いやもっと？）なぐらいだが、
とりあえず、インスタ投稿写真がいい感じになるよう
頑張ってみようと思う今日この頃。
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