驕らず、他人と比べず、面白がって平気で生きればいい。
樹木希林さんのエッセイで出会った言葉です。
自分らしく生きたいとは思いつつ、
具体的にはどういう心持ちでいればいいのか、
「人は人我は我」というのでは、
ちょっと身も蓋もないような気がして、
面白がって平気で生きるが、ストンと私の中に入ってきた。
まぁ、なかなかできることではないが、
こういうのを信条にしていたら、
ひと様から何か理不尽な思いをさせられたり、
また自分が間違ったことをしでかしたとしても、
(限度もんですが・・・。)
覆水盆に返らずで、
いつまでも悔しがったり、
後悔していてもどうしようもないわけで、
ちょっと面白がって俯瞰すれば、
気持ちに余裕ができて、立ち直りが早かったり、
自分の言動がいい意味で慎重になるような気がする。
そして、
「平気で生きる」は、
「凛として生きる」とも言えるような。
昨日、三日ぶりに泳ぎに行って、
私から軽くお愛想を言うべきかというシーンに出くわした。
でも、
長距離レーンの決まり事を無視して泳いでいる相手のほうが
(迷惑は掛からない程度のことだけど)
ちょっとお愛想を言ってくれたら、雰囲気は和むはずだった。
でも、そんなこと言ってくれる気配はなし。
そして、そんなことを思う私が馬鹿らしくなって、
その人がいないが如く自分のペースで泳ぎたいように泳いだ。
(もちろん、ルールを守って)
樹木希林さんの言葉の、
「平気で生きればいい」は、実行できたような気がするけど、
まだまだ、「面白がる」ところまではできなかった私。
でも、
「面白がれない自分」を「面白がってる自分」がいて、
こうしてブログに書いている。
あぁ、ややこし。
Thank you for reading my blog!